国語の勉強べや。

2006年2月16日
今日は新しい言葉を二つも学びました。
一つは「ともちょこ」。「友チョコ」だと思います。
「本命」と「義務」の間に、友情はあるのね。
二つ目は「萌え〜」の反対語「なえ〜」。「萎え〜」だと思います。
花開いたのがしぼんでしまうのね(笑)。
えーっと。
「何文字以内で答えよう」という問題があるではないですか。
それに当たると必ず、ノートに定規で升目を書き始める男児がいると思って下さい。
八文字だろうが四十文字以内だろうが、とにかく升目を書く。
そんなの、テキトーに答え書いてから数を数えて文字数整えればいいだけなのに、升目を作っているうちに時間切れで、肝心の問題が手付かずになることは想像に難くないでしょう。
無駄なことを…。
と常々思っておりました。えー、時々控え目に指摘もしてます、いちおー。
そしたら本日、とある女児がびしっと云ってくれてるのを聞きました。
「ますかくよりやったほうがいいよ!」
彼女は平仮名でしゃべったんでしょうが、カタカナで聞こえたもので、つんのめってストーブに頭突っ込むかと思いました。

自分の中では脈絡のある話の流れ。

今日は「させていただく」をいっぱい使っちゃったー。
使い勝手の良い言い回しなので、頻繁に使ってしまう気がします。
意識するようになったのは近頃だけども。
私が自主的にすることや望んで行うことや相手に強制することとは違って、先方が希望すればそれに応じることが可能であり、もしそうなったら一生懸命やります!
だからやらせて欲しいな。どうですか。いやならいいんですが。
みたいな気持ちと状況なので、どうしても「いたします」とは云い切りにくい。
現実に「結構です」と云われたらお仕舞ですし。
「やります」と云って、「いりません」と返されたら、多分傷つくので、だったら最初から「もしよかったらやりますよ〜。もちろんいらなければやりません!」というポーズをとっておいた方が気持ちがラク。
あと、自己の意思のまったくないところがとても卑屈謙虚に感じられて、使うのも聞くのもわりとすきです。
「ご案内させていただきます」とか云われると、「そうか。させてやろう」という気になれてすきだ(笑)。
主体性のない責任逃れな言い方だと思えば、確かにそうだなあと考えるようになりました。
というか、まったくその通りで、自分に限れば、それ以外の意味がありません。
世間では敬語扱いになってるのかな。
なんでかなと考えていて、口語の「せる・させる」には使役の意味しかありませんけど、文語の「す・さむ・しむ」は尊敬の意味もあるので、そのイメージが残っているからかな、とか思ったり。
でも「す・さす・しむ」は謙譲語じゃなくて尊敬語なので、敬語として使っているつもりならどのみち誤用ですかね。
だったらやはり使役の意味で、聞き手に「くるしゅうない。やらせてやってもよいぞ」と思わせようという使い方なのかも。
公衆トイレで「いつも綺麗に使って下さってありがとうございます」と先制攻撃をかけるのといっしょ。

「お望みでなければ勿論いたしません」とは逆に、禁止事項の連絡や、どうしてもやりたいことの宣言は、させてはいただけません。
いたします。します。やります。やらせてください!!
に、なってしまいますでございます。←誤
言葉と気持ちが直結しているようで…いいのか悪いのか。
でも、「させていただきます」に謙虚さを感じて好ましく思う人もいれば(私)、「いたします」に意思を感じて好ましく思う人もいますよね。
今度から、やったらいいよー、とかの、おすすめ事項については、自分からがんばっていたしてみようかしらん。
と、思いました。
わあ〜、でも、どきどきするなあ。
どきどきするのは拒否されたらいやだなあ〜、と思うからで、この辺が意志の弱さをあらわしていてだめなんだろうなぁ。

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