マスター、子どもいる?
 あ、そう。
 うーん、まぁ、今はねぇ、そうかも。みんなそうかも。
 あんなくらいの年の人間とさ、接する機会なんか全然ないわけだよね、オレらって。
 若いのとは、ちょっと違うもんね。
 若い奴らはさ、オレも後輩とか、いるよ。
 いろいろだけどねぇ…。すんごい生意気とか、礼儀知らずでぶっとばしてやりたくなるとか、物知らねぇなぁとか。
 後世オソルベシ、なんつーのも、わらわらいるね。こっちが嫉妬して…はは。
 ま、いーや。
 そんで、なんだ、アレだよ。
 あんなさ。
 あんなちっちゃい子に、泣きながら詰られたら、オレなんかきっと、たじたじになっちまうよ。おろおろしてさ。
 だって、どーしたらいいのかわからんもんねぇ。
 どうしてやったらいいのか。
 それがさ、校長センセがさ。
 なんて言ったと思う?ひっでーの!
 酷いんだよ。オレ、ちょっとびっくりしたね。ちょこっとね。思わず飛び出しそうになったよ。なんてことゆーんだ、って、さ。
 あなたが僕を追い出すんでしょうって、退学…放校?の、話してたんだろうね。そんな風に言うってことはさ、あの卵ちゃんにも言い分があった筈だし、なんか、それを認めるよーなこと、校長センセも言ったんじゃないの?
 のにさ、のに!
「ああ、そうだ」って、言って…それだけきっぱり…。
 もう、なんにも言えないよ。
 …泣いてたなあ…。
 それからさ。
 ………ぽつんと、ね。独り言みたいだったよ。
 うん。
 わたしはきみを誇りに思う、って。

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…いー加減いやになってきたのでまとめる。
まとめるわ!
…まとまるわよ、きっと!(祈り)

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