平和。

2005年1月13日
『柳生刺客状』は『柳生非情剣』みたいに柳生満腹ではなく、柳生ものは表題作だけだけれど、面白いよ。
宗矩が哀れでv(そこから離れられないのか)
これに収められている「張りの吉原」というのが、「張り」をとっても描いていて、とっても素敵ですきです。
あと、「銚子湊慕情」というのが、長編の冒頭、というか、イメージを描き出しただけ、というものなのですが、すごく良くて、なんで隆さん死んじゃったの?!
と思います。
イタコに口寄せしてもらいたいなあ。でも口寄せのマリリン・モンローは方言で話すそうなので、どうだろう…。隆慶一郎節は読めなくなるかも。
みんな!隆慶一郎はいいよ!何が良いと云って、なんか淡々としているところがいいよ!でも書いているのは熱い男たちだよ!格好いいよ!

連也さんのお母さんは島左近の娘、というのは、史実ではないのかな。乙女心をくすぐりそうに思うのですが、あっちは書いてなかったので。
ジャンルのセオリーで、「余計なことは書くな」というのがあるのかもしれない。
あときっと、「くどいほどに懇切丁寧」というのがあるのだろうと思った。
ええと、ジャンプで、『銀魂』という漫画を読んでいて、ここのところ銀さんが記憶喪失だったのですよ。先週治ったのですけど。
ええと、わたくしネタバレの人ですから。太閤殿下のお墨付きがあるから(?)。
記憶喪失の銀さんは、仲間と離れて一人でやっていこうとしていたのに、仲間達は銀さんを捨てられなかったので、ピンチの時に駆けつけたのです。そんで銀さんは、今までの自分を人づてに聞いて、「そんないい加減な自分は嫌だ」と思っていたのですが、ピンチに来てくれた仲間達を見て思うわけですよ。あんな自分のために何故、と。
そこで記憶が戻ったのです。
なんで戻ったか、わかるよね…?
なんで戻ったのかわからない、という感想を読んで、なんとなく、そういうものか…と、砂漠を旅する人みたいな気持ちになったので。
そういうものなんでしょう。

かわぐちかいじの『ジパング』を読み始めました。
わあお。←豪ちゃん風
面白いので続きも読みます。
あと、何物というんだろう、これ。架空戦記…というとファンタジーみたいかしら。そんなようなのを買いました。読んでみます。面白がれるかなあ。面白そうだから面白がりたい。だって、勿体無いし。
あ、わたし、どんな本でも無類に面白がれる方法を知っていますよ。
例えば14日昼12:00提出の書類か何か作っている途中の14日朝4:00とかに読むんです。ほおら、面白いv
一休さんみたいなものですがね(空腹は何よりの調味料)。

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