「セクシー」って何かしら。
それは矢張り、ピンヒールの靴、皮のボディスーツ、鞭と蝋燭…て、それは女王様。
ま、いいじゃないですか。個々に違うから趣味の域ですよ。そんなものわ。
考えたんだけれども、通常バージョンは首から爪先まで覆う黒のぴっちり全身タイツじゃなくてなんて云うのですか。ライダースーツ?泥棒スーツ?それで。
完全体に変身すると白の艦長服っていうのはどうかな!
変身シーンはもやもやしたりキラキラしたりくるくるしたりでいろいろあるのですけど、最後のキメポーズを取るところで、「きゅっ」て音をさせて白い手袋をはめるの!そんで軍帽のつばの下から鋭い視線で視聴者を見つめるの!鞭はこのとき腰に装着されるの!バックは大輪の白百合がいいな!
きゃvすてきv普通のヒロインは露出度が高くなるのに逆に着込んじゃうところがステキv(ヒロ…?)
や、だって、ヒロインなんだもん。
ごく普通の街に住む、ごく普通より少し気の弱い青年は、普通のサラリーマンでした。今度、会社のでっかい新プロジェクトのリーダーに抜擢されたのですが、メンバーである他部署からの出向社員・堀沢(仮)氏が何かというとつっかかってくるので憂鬱な毎日です。第一、彼とは出会いが悪かったのです。会議の一日目、彼は自分がリーダーだと思っていたのに違ったので、それ以来、青年に八つ当たりとか嫌がらせとかをするのです。思い上がっていた自分が恥ずかしいのでしょう。
ある日、青年は、出社しようとして玄関を出た途端、睡眠スプレーを浴び、どっかへ拉致されました。目覚めると、ガランとした多分どこかの倉庫の真ん中の鉄骨の柱に後ろ手に縛られて監禁されています。そして目出し帽をかぶった男たちが云うのでした。「企業秘密をしゃべってもらおうか」
一方、会社では、ちっとも出社して来ないリーダーに苛々していた堀沢(仮)氏が青年の携帯電話に電話しました。「打ち合わせはもう始まっているんだぞ!今日がどんな日だか忘れたわけじゃあるまいな?大事なプレゼンがあるというのに、一体何をしているんだ!貴様が居なければ始められない。プロジェクトを潰す気か?!」
電話の向こうで汽笛がボ〜って鳴って、低い男の声で、「ふふふふ…彼は我々が預かった」と云って切れます。慌てる堀沢(仮)氏。「おい!おい!」
ツーツーツー。
もう一回かけたら、「お客様のおかけになった番号は、現在電波の届かない位置にあるか、電源が入っておりません…」
携帯電話を壁に投げ付ける堀沢(仮)氏。怯える他のメンバー。「あの、堀沢(仮)さん、どうか…」
「あの間抜け!ライバル会社に拉致された!」
「ええ?!どうしましょう?!」
「決まっている。助けに行くんだ!」
「でも、もう時間が…」
怖いくらい真剣な顔をして時計を睨む堀沢(仮)氏。
「時間までに俺が奴を連れて戻って来る。それまでなんとか持ちこたえてくれ」
そして走り出す堀沢(仮)氏。
次週へつづく…。
深夜枠で始まる番組の第一回の妄想でした。
…あれえ?セクシー・ニックは地球を救う筈だったのに、話が小さくなっている(笑)。
企業秘密を守るために変身するのかなあ。小さくていいなあ(笑)。
それは矢張り、ピンヒールの靴、皮のボディスーツ、鞭と蝋燭…て、それは女王様。
ま、いいじゃないですか。個々に違うから趣味の域ですよ。そんなものわ。
考えたんだけれども、通常バージョンは首から爪先まで覆う黒のぴっちり全身タイツじゃなくてなんて云うのですか。ライダースーツ?泥棒スーツ?それで。
完全体に変身すると白の艦長服っていうのはどうかな!
変身シーンはもやもやしたりキラキラしたりくるくるしたりでいろいろあるのですけど、最後のキメポーズを取るところで、「きゅっ」て音をさせて白い手袋をはめるの!そんで軍帽のつばの下から鋭い視線で視聴者を見つめるの!鞭はこのとき腰に装着されるの!バックは大輪の白百合がいいな!
きゃvすてきv普通のヒロインは露出度が高くなるのに逆に着込んじゃうところがステキv(ヒロ…?)
や、だって、ヒロインなんだもん。
ごく普通の街に住む、ごく普通より少し気の弱い青年は、普通のサラリーマンでした。今度、会社のでっかい新プロジェクトのリーダーに抜擢されたのですが、メンバーである他部署からの出向社員・堀沢(仮)氏が何かというとつっかかってくるので憂鬱な毎日です。第一、彼とは出会いが悪かったのです。会議の一日目、彼は自分がリーダーだと思っていたのに違ったので、それ以来、青年に八つ当たりとか嫌がらせとかをするのです。思い上がっていた自分が恥ずかしいのでしょう。
ある日、青年は、出社しようとして玄関を出た途端、睡眠スプレーを浴び、どっかへ拉致されました。目覚めると、ガランとした多分どこかの倉庫の真ん中の鉄骨の柱に後ろ手に縛られて監禁されています。そして目出し帽をかぶった男たちが云うのでした。「企業秘密をしゃべってもらおうか」
一方、会社では、ちっとも出社して来ないリーダーに苛々していた堀沢(仮)氏が青年の携帯電話に電話しました。「打ち合わせはもう始まっているんだぞ!今日がどんな日だか忘れたわけじゃあるまいな?大事なプレゼンがあるというのに、一体何をしているんだ!貴様が居なければ始められない。プロジェクトを潰す気か?!」
電話の向こうで汽笛がボ〜って鳴って、低い男の声で、「ふふふふ…彼は我々が預かった」と云って切れます。慌てる堀沢(仮)氏。「おい!おい!」
ツーツーツー。
もう一回かけたら、「お客様のおかけになった番号は、現在電波の届かない位置にあるか、電源が入っておりません…」
携帯電話を壁に投げ付ける堀沢(仮)氏。怯える他のメンバー。「あの、堀沢(仮)さん、どうか…」
「あの間抜け!ライバル会社に拉致された!」
「ええ?!どうしましょう?!」
「決まっている。助けに行くんだ!」
「でも、もう時間が…」
怖いくらい真剣な顔をして時計を睨む堀沢(仮)氏。
「時間までに俺が奴を連れて戻って来る。それまでなんとか持ちこたえてくれ」
そして走り出す堀沢(仮)氏。
次週へつづく…。
深夜枠で始まる番組の第一回の妄想でした。
…あれえ?セクシー・ニックは地球を救う筈だったのに、話が小さくなっている(笑)。
企業秘密を守るために変身するのかなあ。小さくていいなあ(笑)。
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