イモ洗い文化。

2004年6月10日
宮崎県幸島のサルは、サツマイモを海水で洗って砂を落とし、ついでに塩味をつけて食べる習慣を代々伝え、それは「文化」とでも呼ぶことのできる行動と化したことで有名です。
オスのグループで阿呆くさい諍いが起こっていても、ウチらは文化伝承活動とかに忙しいので、まぁ、あんまり関係ないです(属、おんな子どものグループ)。
ニホンザルもチンパンジーも群れを作りますが、群れの掟はかなり異なるのだそうです。前者では、群れを抜けて勝手に遊びに行くなどといった行動は絶対に許されないのだそうです。ところが後者の群れでは、ひとりでふらっと散歩に行ってもいいし、カップルでデートに行っても良いのだそうです。
しかしチンパンジーは外出先から帰群した時、必ず仲間――特に強いもの――に挨拶をするのだそうです。
掟は異なれど、類人猿は秩序だち、礼儀と他者を重んじる社会に生きているのだなと思います。
類猿人は馬鹿だと思いました。

つまんないことで心を荒ませるのは嫌だわ。

永遠に咲かない薔薇がないように
詩よ! 僕の指にも咲きたまえ

夏の優しい夕暮れに
花束を買う街のひとたち

あなた達の静かな頬に咲く
微笑のように微笑のように
   (「六月の蜜柑水」 北園克衛)

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