隆慶一郎という事件の真っ只中
2003年11月27日『影武者徳川家康』を読了いたしましたわ!(興奮)
いーやーだーもーうー。めちゃくちゃとても大層ウルトラエキサイティングしました。
上巻は二郎三郎という家康の影武者が、影武者として家康を演じるんだけど。
中巻頃から戦う二郎三郎vs秀忠を風魔vs柳生で描く諜報戦。
下巻はどうしようもない時の流れに飲み込まれた合戦、そして終焉ってこれがまた綺麗なの。
その中で、武田しのびの小者だった六郎は痺れるほどイイ男に成長し、関ヶ原で死んだ筈の島左近は悶えるほど素敵に年を取るという、まったく全編恍惚となりながら読むしかない大作でありました。
先が知りたくてたまらないけど、下巻の半分になった時は「終っちゃうー終っちゃうよー」と惜しまれてならなかった。
忠輝がまた爽やかに成長しててさぁ!(ばんばん)←講談
北方謙三ブラディ・ドールシリーズは、どうにもならない翳りを漂わせる社長の、時々浮かべる少年のような笑顔に次々篭絡されてゆく男たちを描く長編ロマンスシリーズですが(嘘です。ハードボイルドです)、これはその社長がいっぱい居てそれぞれが交流を持つため配下の者らも仲良くするという、贅沢フランス料理フルコース大盤振る舞いのような話だと思えば間違いない!
歴史資料をおろそかにせず、しかしその基盤から軽やかに飛翔して見せると云うのでしょうか。隆慶一郎の姿勢は、文芸評論家・縄田一男氏の解説があやまたず云うところで、解説に至るまで気の抜けない素晴らしい本であったと涙を流した。
嗚呼良かった、いいもの読んだ。隆慶一郎ね。隆慶一郎よ。
他の作品も明日買って来るわ。絶対。
峰隆一郎という作家さんがいらっしゃるようで、本屋で間違えて手に取り、立ち読みしながら首を捻ること数度に及びました。字面が似ているから…。間違えないようにしなくちゃ。
面白かったなぁ…(噛み締める)。秀忠と柳生宗矩は可哀想なくらい滑稽であったが。別して宗矩が。大河ドラマの武蔵で宗矩をやっている人の姿が脳裡に浮かんで、えー、いろいろ考えました。
いーやーだーもーうー。めちゃくちゃとても大層ウルトラエキサイティングしました。
上巻は二郎三郎という家康の影武者が、影武者として家康を演じるんだけど。
中巻頃から戦う二郎三郎vs秀忠を風魔vs柳生で描く諜報戦。
下巻はどうしようもない時の流れに飲み込まれた合戦、そして終焉ってこれがまた綺麗なの。
その中で、武田しのびの小者だった六郎は痺れるほどイイ男に成長し、関ヶ原で死んだ筈の島左近は悶えるほど素敵に年を取るという、まったく全編恍惚となりながら読むしかない大作でありました。
先が知りたくてたまらないけど、下巻の半分になった時は「終っちゃうー終っちゃうよー」と惜しまれてならなかった。
忠輝がまた爽やかに成長しててさぁ!(ばんばん)←講談
北方謙三ブラディ・ドールシリーズは、どうにもならない翳りを漂わせる社長の、時々浮かべる少年のような笑顔に次々篭絡されてゆく男たちを描く長編ロマンスシリーズですが(嘘です。ハードボイルドです)、これはその社長がいっぱい居てそれぞれが交流を持つため配下の者らも仲良くするという、贅沢フランス料理フルコース大盤振る舞いのような話だと思えば間違いない!
歴史資料をおろそかにせず、しかしその基盤から軽やかに飛翔して見せると云うのでしょうか。隆慶一郎の姿勢は、文芸評論家・縄田一男氏の解説があやまたず云うところで、解説に至るまで気の抜けない素晴らしい本であったと涙を流した。
嗚呼良かった、いいもの読んだ。隆慶一郎ね。隆慶一郎よ。
他の作品も明日買って来るわ。絶対。
峰隆一郎という作家さんがいらっしゃるようで、本屋で間違えて手に取り、立ち読みしながら首を捻ること数度に及びました。字面が似ているから…。間違えないようにしなくちゃ。
面白かったなぁ…(噛み締める)。秀忠と柳生宗矩は可哀想なくらい滑稽であったが。別して宗矩が。大河ドラマの武蔵で宗矩をやっている人の姿が脳裡に浮かんで、えー、いろいろ考えました。
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