東京古書会館で「雑誌を中心とした占領期出版資料展」が開かれる模様。
12月1日から3日まで。
戦後占領期の雑誌類は国会図書館にも、全出版物の二割ほどしか保存されていないのですって。米メリーランド大学マッケルディン図書館プランゲ文庫にまとめられているそうです。
現在では雑誌コレクション13000余種類がマイクロフィッシュ6万数千枚に落ちており、国内でも閲覧可能であるとか。
しかしフィッシュはモノクロですからな。現物展示の意義がありましょう。
一般雑誌の戦後復刊号からカストリ雑誌まで展示されるとか。
http://www.kosho.ne.jp/t_info/newhall.htm

カストリ雑誌〜v
京極ファン垂涎ねとか思った(笑)。
こういう気持ちを多分、「萌え」と云ふのではなからふかとつらつら考えてみる。
先の藤井道路公団総裁解任ニュースに連日きゃあきゃあ盛り上がって、相方に訴えたのですよ。「これが所謂『萌える』という気持ちよね!アタシ今、猛烈に萌えているわ!」と。
したらそれは誤解だろうとサックリ斬られた。
えー。だって総裁だよー?解任だよー?「藤井氏は天下り官僚であり、我々政治家のように投票で選ばれた者ではない。これは官僚対政治家の戦いだ。自主的におやめいただけないのなら解任する」だよー?(誰かがそんなことを云っていた)
あたかもヘレン・ケラーが、ウォーター!ウォーター!水!これが水なのね!と天啓を受けた時のような衝撃で理解したと思ったのにな。
言葉だけ知っていても現物を見たことがないとか、実感が湧かないとかだとなかなかその言葉を使えないのに。これでアタシも「萌え」デビューねとか思ったのに(笑)。
新しく覚えた言葉ってやたらと使ってみたくありません? 使わないと忘れちゃうし。
最近覚えた言葉はねー。「論功行賞」(=いくさ働きに見合った褒美を話し合いや断定で決定し与えること)、「調略」(=敵をおのれの魅力でたぶらかして寝返らせること)、「道々のともがら」(=自由人)。
新潮文庫、隆慶一郎『影武者徳川家康(上)』を読んでおりますのv

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