わらびもち売りの声が夜鳴きラーメンのチャルメラに変わると、嗚呼…冬が来るわ…とかしみじみ思いますね。近所に柘榴の木があるんですけど、手が届いたらもいでくるのになー(果実泥棒)と見つめるたび、やっぱり寒い季節になってきたのねと実感いたします。
我楽氏が日記を書いていて、わたくしが書いていなかった頃、「貴女の日記は食べたか(酒を)飲んだことしか書いてないわ。もっと楽しいことがないの?」とか、からかって反論された覚えがありますが(「食べると飲むは毎日するし楽しいことだ」)、フト自分が今まで書いたシーパロをつらつら思い返してみたところ、食うか飲むか(酒を)、でなきゃ風呂に入ってる話ばかりだと思った(笑)。
でなきゃ寝ているか。なんでかしら?!
食べるの好きだしー、酒好きだしー、お風呂好きだしー、だからかな。あと、想像力貧困なので、何かしているところを考えようと思うと、寝て起きてごはんを食べてお風呂に入ってまた寝る、という生活しか思い浮かばないんだもん。それ以外に何をしろと?!
勉強するとか敵とたたかうとか悩むとか悩むとかかな?
自分が見たものや聞いた音や感じたこと、経験済み事項は書けるけど、想像も及ばないことをいっしょうけんめい考えるのはとても難しいことですね。ヴァクスの行動原理が未だにわからなくてねぇ…ぶつぶつ。またぞろ「何故『憎しみ』ではなく『羨望』なのか」に取り憑かれている。「それはこれこれこうなのよー」と、人様がお書きになったものを読むととっても嬉しくて楽しい。
六部を読み返していて、「ヴァクスはわたしが一番最初に死なせてしまった男だ」とか書いてあったのを発見してめちゃくちゃ喜んじゃったv
艦長、サンディはいいんですか?トゥアクとロゴフは?エレナ・バーテルは?(この際忘れてくれても全然構わない)(ごめん、サンディ…)

八部は短編集が出ないかなーとか思いました。シーフォートの公式サイトにトリヴァー艦長のお話があるというような情報を小耳に挟んだ覚えがあるようなないような。あそこ私、何が書いてあるのかも、そのコンテンツが何なのかもさっぱりわからなくて哀しくなるからちっとも行かなくてわからんのですが。単語はかろうじて辞書を引くにしろ、文になってしまうともうだめなんだもの(中一レベル国語文法、問1:次の文を単語に区切るといくつになるか「わたしはばかです」。答:4)。
それで思ったの。『キャプテンたちのきぼう』とか銘打って、<ヴィクトリア>ホルサー宙尉艦長、ホープ・ネーションという船を飛ばすデレク・カー元首、リッキーが宙尉艦長に抜擢されて<ハイバーニア>に乗ったりしてv、<メルボルン>タマロフ艦長、ポーラが宙佐になってレイフを先任宙尉に連れて出た航天とかv、若き日のシーフォートの仲間達それぞれの航天へと一旦かえってまとめてくれたら嬉しいのになぁ、マスター・ファインタック。
最後にシーフォート艦長がお魚に乗ってホープから地球へ帰る、七部後の旅が付く。ランディとらぶらぶでvジェニちゃんダディをとられちゃってジェラシーな方向でv
とか、思った。それで九部へつなげるの。九部は到着後のごたごた、「いつだって、とんでもないことをやらかすんだな。お帰り、ニッキー」なジェフ、P・Tの努力で根づいたジャリッド・テネア環境法、生命力を取り戻した地球、その間植民星に依拠し踏みにじられてきた母星の優位を今こそ取り戻すべきだと考えたのは誰だろう…、暗躍は既に始まっていた。”金魚”を主の創りたもうた命に非ずと知的生命体として認めようとしない教会勢力、国連総会の見解は「意思の疎通もままならぬ生物との貿易協定とは…」、それでもわたしには宇宙軍がある!
通訳者を育成しようとランディを伴い、懐かしい士官学校へ再び校長として赴任したシーフォート宙佐。陰に日向にシーフォートを支えてくれる人々は多い。ロバート・ボーランド上院議員、国連陸軍ドナー司令、宇宙軍司令部筆頭ソーン提督、四人目の妻コリーン。そうしてすべてはうまくいくかと思われた。一年後…。
<オリンピアッド>太陽系帰投の報がメディアを席巻。「ミハエル!無事だったんだな!」「パパ!」
涙の再会。そしてもたらされた、友人からのメッセージ…。
「”魚”が二、三匹、ぼくらに追いついて、ジェレンスとクリス・ダッコからどうしても貴方の助けが必要だと…」(魚って匹で数えるの?)
太陽系でやることがある。しかしホープ・ネーションの窮状を知って無視することなどできない。あれはデレクが愛し、アンソニーが守ろうとし、そしてランディを育んだ星だから。信頼してすべてを託せる人物、それは。
「エドガー!無事だったんだな、きみも」
「貴方もね。なんとまぁ、悪運の強い男だな、ニック」
「きみの助けが必要だ。協力してくれないか?」
「…共に歩み始めて分かち難かった道だが、決別の時が来たようだ。あんな化け物と友好条約を結ぶ? 俺は認めない。国連の政策にもお前が牛耳る宇宙軍にもほとほと愛想が尽き果てた」
風向きが変わる――――。
「エドガーおじちゃま、どうしたの?」
「ジェニー・エレン、おじちゃんと旅行しないか? 楽しいぞぉ。ほ〜ら、高い高ぁい。ダディはこんなことしてくれないだろう?」←変質者
「きゃvきゃv うん。ジェニー、おじちゃまといっしょにいくv」←知ってる人でも変な人について行っちゃ駄目よおお!!
「ボーランド上院議員、我々は貴方を支持します。ニコラス・シーフォートへの裏切りを手土産にならば…」←悪い人
「宇宙軍での出世が父が私に託した夢だった。それは頓挫した。国連事務総長になるのは父の夢だった。今度こそ…ニック…すみません…」←ごめん、ロビー…。
「陸軍って宇宙軍とは相容れないんですよねー、所詮」←ドナー司令。わりかし好き。カイゼル髭のイメージがあるんだけど。
「あの女は異端者だ!コリーン・シーフォートを火あぶりにしろ!」←教会勢力過激派
孤立無援のシーフォート。愛する息子は環境保護に忙しく、愛する養子たちも自ら割り当てた任務に忙しく、愛する三番目の妻の忘れ形見の目に入れても痛くないほど可愛い娘は誘拐され…。しかも犯人はいまや数少ない生きている友人の内の一人。
「エドガーッ! 何故?! 一体きみに何があったというのだ!」
「地獄がどんなものだか知りたければ、私に聞くがいい。さようなら、ニック」
どうするシーフォート?!どうなるジェニー・エレン?!てゆか何を考えているんだトリヴァー!!

…何を考えているんだアタシ。六部で宇宙軍に反乱を起こされ、司祭を破門してしまい、七部でお魚と和解してしまったシーフォートにはもうトリヴァーしか敵が居ないなと思ったんだもん(笑)。
ヴァクスは最終的にシーフォートより自分が死ぬことを選んだわけですが、トリヴァーだと双方死なないところで徹底的にシーフォートを打ちのめしそうでオソロシイわ。やるとなったらとことん敵対しそうじゃないですかあの男?(偏見?)
どうなるかなぁ? 新生宇宙軍から一人、若くて大柄でたくましくて優しくてカッコイイ宙尉が派遣されて来たら嬉しいなーv 六部におけるマーク・ティルニッツよ!!最早云うまでもなくヴァクス・ホルサー二号よッ!!この際だからホルサー家の人間にして下さい!!弟だと歳が行き過ぎるから甥にしよう!!
「わたしがこんなに愚かでなかったらこんなことにはならなかったのに…」
「あなたは正しかったのです、ミスタ・シーフォート」
<ハイバーニア>でサンディ・ウィルスキーを死なせてしまった間抜けなわたしを慰めたヴァクスのように、彼はわたしの額にそっと掌を当てた。しかも大胆なことに、宙佐の体に触れるためらいを微塵も抱いてはいないようだった。人目を気にすることもなく、彼はそのまま掌を滑らせ、わたしの髪をかき上げた。そしてちょっと屈んで間近にわたしを覗き込み、ほほ笑んだ。
「だいじょうぶですよ、ミスタ・シーフォート。私を信じて下さい」
きゃーvきゃーvきゃーv
だめですか?(笑)
……ことここに至ってもVNが好きな私。一途だわ。けなげだわ。VN者の鑑だわ。
こんな早月をいじらしいとお思いになった方はVN書(描)いて。
あら、結局いつもの台詞が出て来るのね(笑)。

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