すてきすてきv
2003年7月24日『風流冷飯伝』(米原圭伍/新潮文庫/平成十四年四月一日)
『退屈姫君伝』(同上/同上/平成十四年十月一日)
四国は讃岐の吹けば飛ぶよな小藩、風見藩にまつわるお話ふたつv
『風流冷飯伝』が文庫に落ちているのは知っていたけれど、続編が出ていてそれも文庫化しているとは最近近所に出来た良い本屋で楽しい時間を過ごすようになるまで知りませんでしたのことよ。矢張りこじんまりとしていながら品揃えの良い本屋の棚を時間をかけて端から眺めないと面白い話は読めないなぁv(あまりでかいとうんざりするから駄目。品揃えが悪いのは哀しい)
続編だけ読んでも良かったのだけれどせっかくだからと『冷飯』の方も買ってしまった上に読んでしまった。いやはやなんとも、この軽やかさがよろしいのだ。軽みかろみ♪侘び寂びしをり♪(違)
数馬さまと隼人さまがとっても好きでねv 飛旗の当主・隼人様はしっかりしているようで気弱、部屋住み・数馬様はボケてるようでしっかり者、しかし矢張り…というところが大好きv 隼人様は奥方持ちなのです。そーゆーシチュエーションたまらなく好きなんだぁ!!
それで『退屈姫君伝』ですね。こっちは風見藩主が参勤交代で国許入りしている間の江戸上屋敷でのお話。『冷飯』は将棋が飾りでなくお話の中心にありましたが、『姫君』は飾りに出てくるくらいかな。でも重要小物に使う辺り、作者の将棋好きを感じます。笠森お仙が出て来るんですよ〜。トカゲの丸焼きのように日焼けした小娘のお仙(笑)。
語り口が気持ち良いの。こゆーの好きじゃ。とにかく全面的に軽妙洒脱で面白いのだわ。一応謎解きモノになっているのだけれど、解決の仕方と答えがかわいくっておかしい。すべてのオチがきちんとついて気持ちいい。ご都合主義とは云わんのだ。伏線でいいじゃん、頭からしっぽまでばしっとキマってたわv
”照姫七変化”が好きな人はきっと好きになると思うわ、めだか姫。面白かった〜♪
他作品読みたさに、ハードカバー買いたい病が再発しそう。
蝉の活動活発化を観測…(涙)。最近隣が静かだからストレス具合はフツウかもしれないわ。しかし蝉…うるさい…(涙)。
『退屈姫君伝』(同上/同上/平成十四年十月一日)
四国は讃岐の吹けば飛ぶよな小藩、風見藩にまつわるお話ふたつv
『風流冷飯伝』が文庫に落ちているのは知っていたけれど、続編が出ていてそれも文庫化しているとは最近近所に出来た良い本屋で楽しい時間を過ごすようになるまで知りませんでしたのことよ。矢張りこじんまりとしていながら品揃えの良い本屋の棚を時間をかけて端から眺めないと面白い話は読めないなぁv(あまりでかいとうんざりするから駄目。品揃えが悪いのは哀しい)
続編だけ読んでも良かったのだけれどせっかくだからと『冷飯』の方も買ってしまった上に読んでしまった。いやはやなんとも、この軽やかさがよろしいのだ。軽みかろみ♪侘び寂びしをり♪(違)
数馬さまと隼人さまがとっても好きでねv 飛旗の当主・隼人様はしっかりしているようで気弱、部屋住み・数馬様はボケてるようでしっかり者、しかし矢張り…というところが大好きv 隼人様は奥方持ちなのです。そーゆーシチュエーションたまらなく好きなんだぁ!!
それで『退屈姫君伝』ですね。こっちは風見藩主が参勤交代で国許入りしている間の江戸上屋敷でのお話。『冷飯』は将棋が飾りでなくお話の中心にありましたが、『姫君』は飾りに出てくるくらいかな。でも重要小物に使う辺り、作者の将棋好きを感じます。笠森お仙が出て来るんですよ〜。トカゲの丸焼きのように日焼けした小娘のお仙(笑)。
語り口が気持ち良いの。こゆーの好きじゃ。とにかく全面的に軽妙洒脱で面白いのだわ。一応謎解きモノになっているのだけれど、解決の仕方と答えがかわいくっておかしい。すべてのオチがきちんとついて気持ちいい。ご都合主義とは云わんのだ。伏線でいいじゃん、頭からしっぽまでばしっとキマってたわv
”照姫七変化”が好きな人はきっと好きになると思うわ、めだか姫。面白かった〜♪
他作品読みたさに、ハードカバー買いたい病が再発しそう。
蝉の活動活発化を観測…(涙)。最近隣が静かだからストレス具合はフツウかもしれないわ。しかし蝉…うるさい…(涙)。
コメント