もしも魔人がたったひとつだけ願いをかなえてくれるとしたら、私の人生において、ハミガキ粉とシャンプーとリンスとトイレットペーパーと石鹸とコーヒー豆とそのフィルターを絶対に絶やさないようにしてくれる小人を一人つけてくださいと頼む。
だってそれを管理するのがめーんーどーくーさーいーのぉー。
アタシだってこんだけめんどくさいと思うんだから、主婦のお仕事は大層なものだと日々思って止まない。掃除はちゃんとやります。お料理だって献立から三食きっちり考えるの大好き。でもハミガキ粉とシャンプーとリ(以下略)をキらさないようにしておくのがいらいらイライラ神経に障ってもうイヤだきいいいいい!!!!
…でも部屋を出て行くときはちゃんとして行かないとお母さんに怒られる、きっと。洗濯物とかちゃんとたたんでしまわないとお母さんに怒られる、きっと。シャンプーなくなったからって固形石鹸で頭洗ったりすると(以下略)。

…ないですか? 実際検閲が入ったり怒られたりすることは絶対にないのだけれど、その人に「もしも」見られたら自分が恥ずかしくてならないからそうは生きないんだッ、て、ひと。
つまりのこと母親なんですな、わたくしにとっては。

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