一炊の夢。

2003年1月12日
始める日もおかしければ書く時間もおかしい。
次の日の朝に「今日のにっき」で書くから実質は「昨日の日記」だと思うがそんなこと気になるのは自分だけだから別にいいや(一応いいわけ)。

机でうたた寝すると楽しい夢しか見ないのにベッドでちゃんと眠ると年に三回くらい泣きながら目が覚める。怖い夢見ちゃった。
そういう時って目覚め方が気色悪い。夢だとわからないままに唐突に目をあけて、自分がものすごく涙を流していることに気付く。一瞬ナニがナンだかわからなくて混乱するわ…。「?」と思うとぼろぼろ泣いてる。
とても壮大で恐ろしい出来事の中にいて、夢の中のアタシはただ必死にその状況をかいくぐろうと頑張っているだけで泣いてなんかいないのに、なんで起きると泣いてんのかね?
生きてゆくのが物理的な困難な環境に突然放り込まれたという夢だった。どうしてそうなったのかわからないまま皆で必死に生きていくんだけど(舞台が何故か小学校で漂流教室みたいだったな)、最後に状況的には落ち着いたの。頭のいい子が考察した結果、地球の大きさがとてつもなく縮んだためにこんなことが起こったんだろうねというオチだった。
そのときは心底納得したけど、今考えると結構曖昧な理論だな(笑)。しかもおそろしい夢見ている時ってそれを客観的に分析している自分が何処かに居るのだけど、最初は『バトル・ロワイヤル』オチかなと思ってたのにそっちへオチたから意外だったな。
これは多分、あまりにも怖くて仕方がないので精神バランスをとるために多重人格構造が現れるのかと。もしくは単なる現実逃避(笑)。
アタシの怖い夢って小さい頃から種類が三つしかないもののバリエーションだけ違いを見るんだけど、今日のやつは新しいやつだった…。あー、怖かった…。
冷静に状況を見れば子どもっぽくて単純でそれほど怖がることじゃない。でもあの状況に実際放り込まれたらやっぱりすごく怖いと思う。夢でよかった…。
そして何年間もの人生を必死に駆けた筈のその夢、物理時間三十分。人間の脳って不思議だねえ。

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